校長挨拶
校長 西村 敦

健康増進やスポーツ活動の支援も視野に入れた新しい理学療法士を目指しましょう。

大阪保健医療大学附属大阪リハビリテーション専門学校校長 西村 敦 (社)大阪府理学療法士会会長

 学校法人福田学園大阪保健医療大学附属大阪リハビリテーション専門学校は、2000年4月に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を養成する専門学校として生まれ、概ね900名に及ぶセラピストを社会へ送り出し、卒業生はさまざまな分野で活躍しています。2009年4月からは理学療法士を養成する夜間の専門学校として新たに出発することになりました。


 理学療法士は、作業療法士、言語聴覚士ともどもリハビリテーション医学の中核的な専門家です。リハビリテーション医学におけるその役割はますます重要となりますが、それに加えて、高齢化社会が2007には超高齢化社会になり、2054年まで老年人口が増加すると推計されています。この高齢化、核家族の進展、老々介護など日本の年齢別人口推計から考えられる対応が迫られており、そのコアになるセラピストとしての役割がまずまず浮き彫りになってきました。保健・医療・福祉や介護に関わる考え方や環境も大きく変わろうとしています。衣料は救急・救命のより限定された時期、限定された対象に絞られていきます。その結果、疾病や外傷の快復は身体や精神がより癒される地域や家庭で行うという傾向が強くなっていきます。また、疾病の予防という観点から、健康を維持し疾病の発症を未然に防ぐことや、介護量を増やさない身体的機能の低下を予防し遅らせる対策を重視するという考え方が主流となってきました。


 これからの理学療法士は、トップアスリートやスポーツ選手の能力向上や障害予防、市民の健康を増進し身体の運動機能を向上させる専門家としての期待や、高齢者の身体能力を維持し改善するとともに、疾病や外傷による身体能力低下を防ぎ機能を回復させたり、介護やリハビリテーションを必要とする要介護高齢者の機能回復や機能維持を専門とするセラピストなど、今までの福祉と医療に加えて、今後は健康増進や介護予防などの分野での活躍も期待されています。


 これからの理学療法士は、専門知識はもちろんのこと、知識に裏打ちされた正確な技術、そして、何よりも対象者様の希望を実現するという強い気持ちを持った理学療法士が求められています。そのような理学療法士を養成するために、夜間部の講義や実技時間という特色を活用し、昼間は現場で活躍されている先生方の講義や実技指導を贅沢に取り入れ、専任の教員も昼間は臨床活動も行っている現役の理学療法士が着任しています。困難を強いられている方々の支援にとってより大切であるコミュニケーション能力や人間関係のスキルも向上させるために、学内でのクラスメートや先輩学生との対話、そして、講師陣、教員との対話を重視した、共同活動の授業も出来るだけ取り入れ、さまざまな専門家と協同して活動できる専門家、自ら問題を発見し自ら解決できる行動力を持った専門家を育成したいと思っています。大阪市北区の至便なキャンパスで、夜間に理学療法を学びたい方には、ぜひ本校に入学していただき、私たち先輩理学療法士と一緒に明るい社会を築いていきましょう。