| 2004年 | 2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | |
| 国家試験合格率 (合格者数/受験者数) |
100% (48/48人) |
94.5% (69/73人) |
95.8% (69/72人) |
92.4% (49/53人) |
73.5% (50/68人) |
93.6% (59/63人) |
| 就職率 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% | - |
パソコンやバリアフリーなど社会資源の充実から、従来の〈医学モデル〉では重度の障害者とみなされていた対象者が仕事に復帰したり、新たな生きがいを見出したりできるようになってきました。例えば、しゃべることも、手を動かすこともできない人も、パソコンを使って詩を書き、インターネットで社会に発信することができ、作品が人々を感動させれば、詩人として社会に認められます。対象者を個性・能力・感情をもったひとりの人間として捉え、彼らの中にある“生きる喜び”や“自立する能力”を発見し援助する。それが〈生活モデル〉による援助です。対象者を身体的・精神的な障害者として治療するだけでなく、〈生活モデル〉の視点で、人間として生かすための工夫や援助を行うのも作業療法士の役割です。
そのため、作業療法学科では、学生が各施設でレクリエーションや創作活動を実践する実習を豊富に設けています。選ばれる作業療法士、対象者の気持ちが理解できる作業療法士になるためには、対象者とふれあい、ことばや活動を通じてコミュニケーションを図る機会が多いほどいいからです。また、学生が車椅子に乗ったり、アイマスクをつけて街に出て行く実習も行っています。対象者が置かれている身体的な状況や環境を、自ら体験するためです。
日常生活のサポートから創作活動、レクリエーション活動まで作業療法は多岐にわたっています。入院している人だけでなく、障害をもちながら地域で生活する人々まで、作業療法士はさまざまなフィールドで対象者をサポートしていかなければなりません。本学科には多彩な領域で活躍している現役の作業療法士、経験豊かな教員が揃っています。臨床の現場を知っている教員たちが、社会が、障害をもつ人が、必要としている人材を養成します。
身体障害・発達障害・精神障害・老年期障害など幅広い作業療法のエキスパートから学ぶ
教員は全員が病院、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、大学など、多様な領域で活躍している現役の作業療法士です。作業療法士は幅広い領域にわたる仕事。さまざまな臨床の現場を知っている経験豊かな教員が、教壇に立って教育します。
WFOTは作業療法士の国際交流を目指した連盟。認可校の卒業生は、世界水準にある知識・技術をもつOT(有資格作業療法士)として認知され、世界中で働くことができます。本校はその認可を受けた、日本でも数少ない専門学校です。
作業療法士に必要なのはマンツーマンのコミュニケーションを通じて、対象者をひとりの人間として認め、相手の気持ちや人間性を尊重すること。本学科でも教員と学生一人ひとりが直接向き合う指導を通じて、学生の個性を活かし、人間性を輝かせる教育を実践しています。
病院、作業所などで数多くの実習を実施します。対象者と実際にふれあう中で、学生は対象者に“自立する能力”や“生きる喜び”を与える作業療法士の仕事のすばらしさややりがい、障害をもつ対象者とのコミュニケーションの必要性を学んでいきます。
実習は1年次からスタート。2、3年次と多様な実習を実施し、4年次には3回の臨床実習(1実習・8週間)を行うなど、十分な実習時間を確保しています。これは、厚生労働省が求めている実習時間の基準をはるかに上回るものです。
「障害者パートナーシップによる教育システムの開発」を文部科学省から委託。教員の指導で、学生たちも研究に参画しています。
福祉仕様のサニタリーやキッチン、バリアフリーの和室、さらに対象者の日常生活をサポートする福祉機器など、福祉の現場そのままのモデルルームを学内に設置。日常生活の中で、対象者をサポートする作業療法の技術、支援の方法などを実践的に学び、身につけさせます。